ハーレム ブラッド2
未来のためにお泊まり会!!
某日

昼休みの屋上



「先生が遅いですね。」

咲子が言う。

「さっき放送で職員室に呼ばれてたわね。」

姫野が言う。

「余計なことになってないことを願いましょう。」

咲子が言う。



「面倒なことになるとまた幸大君が首を突っ込むもんねぇ?」

クーニャが言う。

「毎度首を突っ込んでるわけじゃねぇだろ…」

幸大が言う。

「いや…毎度首を突っ込んでると聞いているが?」

華乃が言う。


「どうせ突っ込むなら首なんかじゃない別のものを私のに…むぐっ!?」


「クーニャ…あんたは黙りなさい。」

姫野がクーニャの口を押さえる。


ガチャッ!

「皆!!」

優衣が笑顔で入ってくる。

「どうかしたのか?」

幸大が言う。


「あのね、華乃ちゃんの推薦合格が決まったの!!」

優衣が言う。

「マジか!?

スゴいぞ!!」

マリアが言う。


「おめでとー!」

クーニャが言う。


「ああ…ありがとう。」

華乃が平然と言う。

「あれ?

華乃…嬉しくないの?」

朱鳥が言う。

「いや…確かに嬉しいが、元々受かると思っていたものだから。」

華乃が言う。

「うわ…言い切ったわね。」

姫野が言う。
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