ハーレム ブラッド2
秋葉原



「おぉ!!

マジでメイドさんが居る!!」

幸大が言う。

「御主人様良かったら来てくださいね?」

メイドが幸大にチラシを渡す。


「是非とも!!」

幸大が言う。

「鼻の下を伸ばしてんじゃないわよ!!」

ゴッ!

朱鳥が幸大の足を踏む。


「いってぇ!!」


「スゴい…大きな建物…」

優衣が言う。


「垂れ幕も長いわね。」

姫野が言う。


「あれ?

行正と俊は?」

幸大が言う。


「さっき『萌え〜』とか叫んで走り去ったぞ?」

マリアが言う。

「…。

クーニャ、これ。」

アゲハが幸大が受け取ったチラシをクーニャに見せる。

「にゃふふ…

幸大君、せっかくだしメイド喫茶に行こうか?」

クーニャがにやけながら言う。


「何だよ…その笑い方は。」

幸大が言う。

「てゆーか、そんなとこに行ったら幸大が余計に鼻の下伸ばすわよ?」

朱鳥が言う。



「朱鳥ちゃん、これこれ…」

クーニャが幸大に見えないようにチラシを朱鳥に見せる。



「あら…そういうこと。」

姫野が朱鳥の後ろから覗いて言う。



「ふむ…では行ってみようか。」

華乃もチラシを見て言う。



「?」

幸大が不思議に思いながら姫野たちについていく。



「ここね。」

姫野が言う。


「幸大君は少々ここで待っていてくれ。」

華乃がそう言うと幸大以外が先に店に入っていく。
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