ハーレム ブラッド2
「金箔に漆に翡翠って高いんじゃないですか!?」

沙羅が言う。

「値段は秘密だ。」

幸大が言う。

「幸大さん…私がたまにヘアピンをしていたのを気づいていたんですか?」

咲子が言う。

「当たり前だろ…

家に居るときなんかは咲子しか見てないんだから気づくっての。」

幸大が言う。

「私しか見てないとは…嬉しいことを言ってくれますね。」

咲子が言う。


「でも…これ、本当にもらって良いんですか?」


沙羅が言う。

「確かに…これだけ高価そうなモノをもらうのは気が引けるのですが…」

咲子が言う。


「あのなぁ…

俺は咲子と沙羅に使ってほしいから買ってきたんだよ。」

幸大が言う。


「ということは…この猫耳も使ってほしいと?」

咲子が言う。

「まぁ…そりゃ…


せっかく買ったんだし…


その代わり、家の中でだけだぞ?


その…他の奴らには絶対に見せたくないから。」


幸大が言う。

「幸大さん…」

沙羅が猫耳を着ける。


「うぉっ!?

可愛いぞ!!」


むぎゅぅっ〜


幸大が沙羅を強く抱き締める。


「どうですか?」

咲子が猫耳を着ける。


「咲子も可愛い!!



てか、なんで俺の彼女たちはこんなに猫耳が似合うんだ!!」





幸大はこの日、マリアも含めた猫耳娘3人を抱き締めて萌え悶えながら眠りに就いた。
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