ハーレム ブラッド２

なるほど吸血鬼クイズ!!

某日


昼休みの屋上



「最近はもう寒くなって来たよね。」

優衣が言う。

「早く冬休みが来ないかにゃ〜」

クーニャが言う。

「結局、あの吸血鬼の王ってどうなったんだ？」

マリアが言うと幸大の手が微かに震えた。

「大丈夫よ…

落ち着きなさい。」

姫野が幸大の手を優しく握る。


「姫野さんたちからの報告を聞く限り…


幸大さんが油断をしていたのと、吸血鬼の力に作用されたから悪いのでは？」

咲子が言う。


「そうよね。

幸大があの吸血鬼２人が近づいた時に警戒していればほっぺにキスされても避けれたじゃない。」

朱鳥が言う。

「確かに…幸大君がそのせいで動けなくなったから結果的にあのような事態になったとも言えるな。」

華乃が言う。


「実際に、吸血鬼の王は幸大様に苦戦したので女性の吸血鬼を差し向けたのですから。」

アゲハが言う。