ハーレム ブラッド2
「我々にも今、吸血鬼の王が来て封筒を置いていった。」
榊パパが幸大に封筒を渡す。
「俺たちが受け取ったのと同じだ…」
幸大が言う。
「ついては…VAPの方で専用機がありますので、そちらでアメリカへ渡ります。
勝手ながらVAPの方で皆さんのパスポートを作りましたのでどうぞ。」
スーツの男性が幸大たちにパスポートを渡す。
「私は戸籍がないはずですが…?」
咲子が言う。
「そこはVAPの権力とでも言おう。
君たちも当然、この招待を受けるのだろう?
VAPも350人の精鋭をつれていく。
出発は25日午前0時だ。」
「え?
この日付は24日の18時だぞ?」
マリアが言う。
「アメリカとは時差が15時間だ。
現地の24日18時は日本の25日午前9時に該当する。」
華乃が言う。
「VAPの力で領空権を無視し高速機ならば時間に余裕を持って行ける。
空港に、25日午前0時に集まってくれ。」
榊パパが言う。
「はい、わかりました。」
優衣が言う。
「待った。」
幸大が言う。
「どうかしたのかね?」
榊パパが言う。
「お前らは来るな。」
幸大が姫野たちに言う。
「どういうことよ!?」
朱鳥が言う。
「人間である朱鳥たちに言うならわかるけど…私たちにも来るなって言ったの?」
姫野が言う。
「ああ。」
「何でかにゃ?」
クーニャが言う。
「お前らが吸血鬼だからとか…回復するからとかじゃない…
ただ、傷つくのが…怪我する姿が見たくないんだ。」
幸大が言う。
「大丈夫ですよ!」
沙羅が言う。
「それに幸大様が一人で行く方が心配ですわ。」
アゲハが言う。
榊パパが幸大に封筒を渡す。
「俺たちが受け取ったのと同じだ…」
幸大が言う。
「ついては…VAPの方で専用機がありますので、そちらでアメリカへ渡ります。
勝手ながらVAPの方で皆さんのパスポートを作りましたのでどうぞ。」
スーツの男性が幸大たちにパスポートを渡す。
「私は戸籍がないはずですが…?」
咲子が言う。
「そこはVAPの権力とでも言おう。
君たちも当然、この招待を受けるのだろう?
VAPも350人の精鋭をつれていく。
出発は25日午前0時だ。」
「え?
この日付は24日の18時だぞ?」
マリアが言う。
「アメリカとは時差が15時間だ。
現地の24日18時は日本の25日午前9時に該当する。」
華乃が言う。
「VAPの力で領空権を無視し高速機ならば時間に余裕を持って行ける。
空港に、25日午前0時に集まってくれ。」
榊パパが言う。
「はい、わかりました。」
優衣が言う。
「待った。」
幸大が言う。
「どうかしたのかね?」
榊パパが言う。
「お前らは来るな。」
幸大が姫野たちに言う。
「どういうことよ!?」
朱鳥が言う。
「人間である朱鳥たちに言うならわかるけど…私たちにも来るなって言ったの?」
姫野が言う。
「ああ。」
「何でかにゃ?」
クーニャが言う。
「お前らが吸血鬼だからとか…回復するからとかじゃない…
ただ、傷つくのが…怪我する姿が見たくないんだ。」
幸大が言う。
「大丈夫ですよ!」
沙羅が言う。
「それに幸大様が一人で行く方が心配ですわ。」
アゲハが言う。