ハーレム ブラッド2




「幸大、上がったからお風呂に入って良いわよ。」

姫野が髪を拭きながら言う


「わかった。」



スパンッ!

「クソガキは居るか!?」

勢いよく襖が開かれ桂木祖父が現れた


「何だよ?」

「風呂には入ったか?」



「今から入る。」

「ならちょうどいい。


ワシと一緒に入るぞ。」

桂木祖父が言う


「は?

何が良くて…」


「良いから一緒に入るぞ。」


桂木祖父は真っ直ぐに幸大を見る


「…

先に入ってろよ…

すぐに行くから。」


「うむ。」


「おじいちゃん!

幸大君に変なことをしたら…」


「優衣…」

幸大が優衣の言葉を止める



「ふん…


さっさと来い。」


桂木祖父がそう言い残して立ち去った
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