ハーレム ブラッド2
「そう言われてもだな…」


「じゃあ、無理矢理にでも柔らかくしてやろう。」

「え?

んっ!?


ん…む…」


幸大が華乃にキスをする


「はむっ…ん…あむ…

ぷはっ!


き、君はいきなり何をするんだ…」

華乃は蕩けたような目と顔をする



「表情は大分柔らかくなったな?」


「まぁ…受験の緊張よりもドキドキしたからだとは思うが…」

華乃が言う


「受験が終わって帰ったら、この前、バレンタインにクーニャにやったのと同じことをしてやるから頑張ってこい。」

「ごくっ…。


いったい、何を…」

華乃が言う


「それはその時のお楽しみだ。

さ、行ってこい。」

ちゅっ…


幸大が華乃の額にキスをして送り出した





「うぅ〜」

優衣が妬ましい目で幸大を見る


「えーと、優衣?」


「私も居るのに華乃ちゃんとばかりイチャイチャして…」

優衣が口を尖らす


「ほぉ…」

むにっ。


幸大が優衣の口を摘まむ

「んむ〜!?」


「ちなみに優衣、華乃が東大に受かる確率は?」

幸大が手を離しながら言う

「ぷはっ!


高いと思うよ?


東大は応用力よりも発想力が必要な問題が多いけど、華乃ちゃんならかなり得意だと思う。


華乃ちゃん…基礎は恐ろしくしっかりとできてるもん。

私以上に。


あとは自信があれば大丈夫だよ、きっと。」

優衣が言う


「それを聞いて安心した。」

きゅっ。


幸大は優衣の手を握る


「幸大君?」

「さっき華乃とばかりイチャイチャしたのは…

今からは優衣と二人っきりでデートしてイチャイチャするためだ。」

「幸大君…」

「修学旅行の時は皆が一緒だったし、デートではなかったからなぁ。


東京での初デートは優衣と二人っきりで。

な?」

「うん!!」

「まぁ…あんまり詳しくないから、デートスポットは東大OGの優衣に任せるよ。」


「うん!!

じゃ、行こ!!」

優衣は幸大の腕を抱き締めて歩き出した
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