ハーレム ブラッド2
「優衣…もう良いんだ。


俺は1年の頃から優衣の生徒だからさ。」

「幸大君…」


「三年間、お疲れ様。

ありがとう、桂木優衣先生。」


「うわぁーーーーん!!」


ぎゅっ!

優衣が幸大に飛び込む


「よしよし…

ありがとう、本当にありがとう。」

幸大が優衣の背中をさすりながら言う


「幸大君〜!」


優衣が何度も幸大の名前を呼ぶ


「姫野も…クーニャも…マリアも…華乃も…朱鳥も…アゲハも…


おいで。」

幸大が優しく微笑む


「うわぁぁぁ!!

幸大!」

姫野が泣きながら抱きつく

「ふぇーん!

幸大君!!」

「うわーん!!

こーだい!!」

「ぐすっ…

幸大!!」

「…。

幸大君!!」

「うぁーん!!

幸大様!!」


皆が泣きながら幸大に抱きつく



「ぐすっ…ふぐっ…」

沙羅も涙を浮かべる


「沙羅も…咲子も…おいで。」


「幸大さぁーん!!」

沙羅が幸大に泣きながら飛び付く


「幸大さん…」


咲子は涙を目に溜めたまま、決して流さずに幸大の背中に寄り添った
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