ハーレム ブラッド2
一方その頃


「そろそろ…ネタばらしでもしてくんねぇか?」


高級車の後部座席に座る幸大が運転手と隣に座る男性に言う


「ネタばらしとは?」


「お前らが何者か…

何処につれていくのか…

目的は何なのか…」



「私には意味がわからないのですが…


私は先ほども言った通りVAPの者で、まぁ…末端というか一番の下っ端なので知らなくても無理は…」


バリィンッ!


幸大が車のガラスを叩き割る


「VAPの人間は絶対に自宅を訪ねないようにと言い付けてある。


それに住所を知ってるのも極一部。

その知ってる奴らは幹部の中でも少数だ。


当然、自宅を訪ねないように言ってある。




末端の者がどうこうって話で騙されるわけがないんだよ。」


幸大が言う



「では、なぜわざわざついてきたのですか?」


「お前らが何を企んでるか知りたくてな。」


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