ハーレム ブラッド2
「そうか。」
「私は…あんたを嫌いなのよ…」
「前に聞いた。
女を侍らす悪人だろ?」
「それもある。
むしろ、佐藤はそうだけど…あんたには違う理由でムカついてた。」
「違う理由?」
「だって…佐藤は学校ではあんたみたく女を周りに連れてないわ。」
「佐藤は確か、媚薬とかの薬を使ったり、写真を撮って脅すからな…
好き好んで一緒にいる奴はいないだろ。」
幸大が言う。
「そう…
あんたの周りに…いつも楽しそうに…幸せそうにあの子たちがいるのが羨ましくて…
八つ当たりに近い怒りだった…
ごめんなさい。」
「お前だって友達と一緒にいるだろ。」
「確かに皆、楽しそうだけど…幸せを感じてる人はいないもの。
幸せを感じてるのが…本当に羨ましかったから…意地悪をしたくなったの。」
朱鳥が布団に潜る。
「よいしょー!」
幸大が声を上げて布団を元の位置に戻す。
「な、何すんのよ!!」
「頭寒足熱。
頭は冷やせ。
布団に潜ったらダメだろ。」
「…。」
「取り合えず…今は一緒に居てやる。」
幸大が朱鳥の前髪を撫でるようにかきあげる。
「バカ…
本当に…女たらしね。」
朱鳥は腕で目を覆いながら言う。
「私は…あんたを嫌いなのよ…」
「前に聞いた。
女を侍らす悪人だろ?」
「それもある。
むしろ、佐藤はそうだけど…あんたには違う理由でムカついてた。」
「違う理由?」
「だって…佐藤は学校ではあんたみたく女を周りに連れてないわ。」
「佐藤は確か、媚薬とかの薬を使ったり、写真を撮って脅すからな…
好き好んで一緒にいる奴はいないだろ。」
幸大が言う。
「そう…
あんたの周りに…いつも楽しそうに…幸せそうにあの子たちがいるのが羨ましくて…
八つ当たりに近い怒りだった…
ごめんなさい。」
「お前だって友達と一緒にいるだろ。」
「確かに皆、楽しそうだけど…幸せを感じてる人はいないもの。
幸せを感じてるのが…本当に羨ましかったから…意地悪をしたくなったの。」
朱鳥が布団に潜る。
「よいしょー!」
幸大が声を上げて布団を元の位置に戻す。
「な、何すんのよ!!」
「頭寒足熱。
頭は冷やせ。
布団に潜ったらダメだろ。」
「…。」
「取り合えず…今は一緒に居てやる。」
幸大が朱鳥の前髪を撫でるようにかきあげる。
「バカ…
本当に…女たらしね。」
朱鳥は腕で目を覆いながら言う。