ハーレム ブラッド2
「『題名 欠席


本文

風邪を引いてしまった。

今日は学校を休む。

ついては授業のノートと本日配られたプリント等を放課後に家に持ってきてもらいたい。』


とのことです。」

咲子が言う。

「厚かましいにゃ〜。」

クーニャが言う。

「もしかして…昨日私と居てくれたから…」

「だったら俺はよく移らなかったな。」

幸大が言う。

「幸大が馬鹿だからだろ?」

マリアが言う。

「お前には言われたくない!!」


幸大が言う。

「こう言うのは私が行った方が…」

朱鳥が言う。


「おや…追伸ですね。

読みます。


『追伸

楠木さんが自分のせいだと言っているかも知れないが、お見舞いに関しては殿方に是非ともお願いしたい。


ノートは誰のでもよいが、しっかりノートを取っていて読みやすい字のノートを借りたい。


それから、お見舞いの品だが。

私はゼリーが大好きだ。

特にイチゴのが。

駅前に高級なイチゴゼリーが売っているが高いので買ったことがない。


どこぞの殿方がそれをお見舞いに持ってきてくれるのを期待している。

では、私は回復するべく睡眠をとるので、おやすみ。』


だそうです。」

咲子が言う。
< 89 / 495 >

この作品をシェア

pagetop