ハーレム ブラッド2
「うわぁ…厚かましいなんてものじゃないにゃぁ…」

クーニャが言う。

「はぁ…放課後に行ってくる。」

幸大が言う。

「じゃあ、ノートは誰が取るの?」

姫野が言う。


「アゲハさん?

聞いてますか?」

咲子が言う。


「え?

あ…ごめんなさい。

幸大様に見とれてて聞いてなかったわ。」

アゲハが言う。


「華乃さんのノートを誰が取るかという話ですよ。」

咲子が言う。

「私は黒一色だから見づらいわ。」

アゲハが言う。

「幸大は字が汚いわよ?」

姫野が言う。

「な!?

マリアだって字が汚いぞ!!」

幸大が言う。

「うるさい!


クーニャも変なキャラが途中で書かれてたり、

わけの分からん言葉が書いてるぞ!!」

マリアが言う。

「変じゃないもん!

猫型吸血鬼だもん!!」

クーニャが言う。

「猫の頭にコウモリの羽が生えただけだろ!」

マリアが言う。


「ふぅ…

沙羅さんが居れば字は綺麗だし読みやすい字なのですが…

姫野さんはどうですか?」

咲子が言う。

「私は黒板に書かれたことの半分くらいしかノートに取らないのよね〜。

途中で飽きるから。」

姫野が言う。


「私がやるわ。

字も普通並だし…授業は真面目に受けてるもの。」

朱鳥が言う。
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