お仕置きゲーム。



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私とマサキは向かい合っていた。真っ白な空間で。彼は笑ってたけど、わたしは泣いていた。「真咲、泣かないで。」彼は私に歩み寄り、そっと指で涙を拭う。


「真咲、俺がすき?」「う、ん。」「なァ、俺良い方法思いついたンだけどさ。」「な、に?」「真咲の体、俺にちょーだい。」「え?」

「俺がスキなんだろ?だったら頂戴。俺、お前のコト護りたいんだ。」


甘い囁きだった。マサキはにやりと笑う、悪魔のような笑みで。それさえも格好良いと思ってしまう私は相当重症だと思った。けど、マサキは私を護ってくれる、愛してくれる。


「好きだよ真咲、愛してる。お前しか要らない、なァずっと俺のナカにいろよ。今度は俺がお前をずっとずっと護るからさ、カラダ、交換しよ。」


「うん。」

ぎゅう、とマサキに抱きしめられた。背中がミシ、と音をたてる。少し痛いけど心地よかった。「すき、すき、真咲。だいすき。」「ん、ん、」何度も何度も口づけされ頭がぼんやりしてきた。気持ちいい。マサキ、だいすき。




私、マサキを愛せるならカラダあげてもいいよ。







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