龍王と純情お姫様。
集会に女を連れてくのは
好きじゃねーけど…

まあ…クレハはしょうがないからな。


特例だ…うん。



倉庫に着くと、クレハは
まだ慣れないせいか…


キョロキョロしている…



「別にびびんなくていい。怖いやつなんていねえから。」


「は…い。」


そうはいいつつ…



「てめえら…ジロジロみすぎだ!」


ジロジロつうか…ニヤニヤ?


「そ…総長が女を連れてきたから…つい。つうか…
可愛いっすね…」



「こないだも見ただろ。
つか俺の女じゃねーから。」


あ…そうか。
クレハ随分変わったからな。


誰かわかんねーのか。



「く…クレハちゃん!?
どうしたんだよ…」


寛人まで…びっくりしてる…





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