龍王と純情お姫様。
○×公園に来て、
しばらくしたら…


私服姿のノエル君登場。



かっこいい//
かっこいいよ~//


ツカツカやって来て、
じっと見られた…


「なにしてんだ?お前…」


わっ…話しかけられた…



「あ…私は…ひなにいに
デートしてこい…っあ…」


「デート…日向はめやがったな…。」


はあ…と溜め息着いて
ベンチに座るノエル君。



あ~やっぱり私とデート何て馬鹿げてるよね…



私なんか眼中に無さそうだし…



「あの…ノエルくんごめんね…」



「別に…。
桜なら許す…」



へ…今桜って呼んだよね。

「名前知ってるんだね。」


「アホだろ。
同じクラスなんだから知ってる。」


嬉しい~


嬉しいよ~!!




ノエル君が名前知ってくれてる!



「ノエルくん!私好きだよ!…って…あっ…」


私なにいってるんだろ…



嬉し過ぎてつい…



好きとか…



恥ずかしすぎて、
顔が見れない。



…………。



………………。




沈黙が続いて気まずい。




チラッと見上げれば…



ノエル君の顔が目の前にある…



「お前…顔真っ赤。」



心臓がドキドキうるさいよ~



なんて思ってたら…




顎を上にあげられて…




何かが唇に当たった。




キス!?



ぇええ~!!!



軽く唇に触れたあと…



「先に言われるとか
カッコ悪…俺。」


「へ?」


「俺も好き。
お前助けてから気になってた。ずっと…」


ちょっと前、ドジな私は
体育で足を怪我したら
ノエルくんが保険室連れてってくれたの。



「覚えてたんだね。」



「あぁ。
お前ってふわふわしてて…なに考えてんだかわかんねーけど…そこが可愛いっつうか…とにかく…俺と付き合え…」



なんて言われて…



首をおもいっきり縦にふった。



「ノエルくん!すき!
だあああいすき!!」



嬉し過ぎてぎゅ~っと
抱きついた。



「バカっお前…
誘ってんのか…」



え…



なんだろうか…


抱き着いてた体を引き剥がされ、


ノエルくんのキスがふってきた…






甘い甘いキス。




私、初めて彼氏出来ました。




ひなにい大好き!



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