恋路こいじ〜でんしゃで恋して♪〜< 短編集 >
金曜日朝練なんて出来る余裕なく、
はじめて仮病を使った。
いづみは8時前には教室にいる。
だから7時45分校門で大好きないづみを待っていた。
「 いづみオレからも書いたから読んだら…
まあ、読んでくれ。 」
もしかしたら
これがオレの彼女いづみへの最後の言葉かもしれないと思ったら
言葉が上手く出てこなくてノートを渡して逃げだしてしまった。
いづみがどんな顔していたのかも見れなかった。
土曜8時30分
オレは一人ドキドキしながら校門にいて
携帯ばかり見ていた。
8時45分
走ってくる、いづみ。
オレに抱きついてきた。
いづみを抱きしめる手が震えているなんて、
なんだか恥ずかしいけど。
「 二人の三年目メンテナンス終了しました。 」
と言われてノートを渡された。
ノートの表紙に
大好きな理由と書き直されていた。
オレはホッとして
いづみに微笑んだ。
メンテナンスって?
まぁいいか。
end
はじめて仮病を使った。
いづみは8時前には教室にいる。
だから7時45分校門で大好きないづみを待っていた。
「 いづみオレからも書いたから読んだら…
まあ、読んでくれ。 」
もしかしたら
これがオレの彼女いづみへの最後の言葉かもしれないと思ったら
言葉が上手く出てこなくてノートを渡して逃げだしてしまった。
いづみがどんな顔していたのかも見れなかった。
土曜8時30分
オレは一人ドキドキしながら校門にいて
携帯ばかり見ていた。
8時45分
走ってくる、いづみ。
オレに抱きついてきた。
いづみを抱きしめる手が震えているなんて、
なんだか恥ずかしいけど。
「 二人の三年目メンテナンス終了しました。 」
と言われてノートを渡された。
ノートの表紙に
大好きな理由と書き直されていた。
オレはホッとして
いづみに微笑んだ。
メンテナンスって?
まぁいいか。
end