恋路こいじ〜でんしゃで恋して♪〜< 短編集 >
朝いつもより一時間早い待ち合わせ、
小想と一緒の時間も一時間多いのかな?
「 おはよう! 」
小想の声は天使のささやき。
いつもつけていない髪には大きなリボンがついていた。
「 かわいい!! 」
思わず口にしてしまった。
小想はテレ笑いをしながら歩き出した。
まだ誰もきていない校舎。
二人が出会った生物室前の廊下。
小想が黙ったまま壁によりかかった。
「 空舞くん、
今日卒業だね。おめでとう!
二人が制服でいるのも今日が最後だね…。 」
小想はオレの後ろにまわり、
背中からオレを抱きしめて。
「 毎日会えなくても私の体温忘れないで! 」
最後の方は泣いてる感じがした。
オレからはなれて
オレの前に立ち
ニッコリ笑ってくれて、かわいいなぁと思っていると
少し背伸びをしてオレにキスをしてくれた。
「 いつまでも、
空舞くんの彼女は小想だってことを
ここに記憶させたからね。 」
二人のファーストキス!
小想とひとつひとつ階段をのぼっていくんだ。
end
小想と一緒の時間も一時間多いのかな?
「 おはよう! 」
小想の声は天使のささやき。
いつもつけていない髪には大きなリボンがついていた。
「 かわいい!! 」
思わず口にしてしまった。
小想はテレ笑いをしながら歩き出した。
まだ誰もきていない校舎。
二人が出会った生物室前の廊下。
小想が黙ったまま壁によりかかった。
「 空舞くん、
今日卒業だね。おめでとう!
二人が制服でいるのも今日が最後だね…。 」
小想はオレの後ろにまわり、
背中からオレを抱きしめて。
「 毎日会えなくても私の体温忘れないで! 」
最後の方は泣いてる感じがした。
オレからはなれて
オレの前に立ち
ニッコリ笑ってくれて、かわいいなぁと思っていると
少し背伸びをしてオレにキスをしてくれた。
「 いつまでも、
空舞くんの彼女は小想だってことを
ここに記憶させたからね。 」
二人のファーストキス!
小想とひとつひとつ階段をのぼっていくんだ。
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