恋路こいじ〜でんしゃで恋して♪〜< 短編集 >
今日は高校の入学式。
ドキドキなんだけどね。
隣に座ったのが、拓武!
なんだか人なつっこい笑顔。
笑いかけられて、つい笑いかえしてしまった。
それが隣の席にもなってしまって、
まあ、隣だから仲良くなって
お互いの名前を呼び捨てにしちゃうくらいになっていた。
「 つきあってるの? 」
同じクラスの小想に聞かれたことあるけど
二人同時に口から出た言葉は
「「 ありえなーい! 」」
なんて言ってたくらいだもん。
それで、
高校時代から友達よりも…
もっと上のような。
なんて言ったらいいんだ。
そう!
友達以上恋人未満。
昨日久しぶりにバッタリ会って今日食事をすることになったんだ。
「 拓武! 」
ちょっと大きめな声で読んだら、
私をみつけて笑ってる。
あの笑顔!
誰のモノになるのかな?
それより高校のころから約束の時間をほとんど守らないのに
今日は約束の時間15分前に来たよ。
「 夢叶、ごめんね
待たせて…。 」
「 約束より早いから、
ごめんねはいらないでしょ? 」
拓武の
優しい笑顔が大好き。
でも今日は
その笑顔に心が痛んだ。
この笑顔
ずっと見ていたいのになぁ…。
私の顔を覗きこんで
拓武がマジメな顔をして
「 話があるんだ。
食事でもしながら…。 」
そのマジメな顔が、こわかった。
ドキドキなんだけどね。
隣に座ったのが、拓武!
なんだか人なつっこい笑顔。
笑いかけられて、つい笑いかえしてしまった。
それが隣の席にもなってしまって、
まあ、隣だから仲良くなって
お互いの名前を呼び捨てにしちゃうくらいになっていた。
「 つきあってるの? 」
同じクラスの小想に聞かれたことあるけど
二人同時に口から出た言葉は
「「 ありえなーい! 」」
なんて言ってたくらいだもん。
それで、
高校時代から友達よりも…
もっと上のような。
なんて言ったらいいんだ。
そう!
友達以上恋人未満。
昨日久しぶりにバッタリ会って今日食事をすることになったんだ。
「 拓武! 」
ちょっと大きめな声で読んだら、
私をみつけて笑ってる。
あの笑顔!
誰のモノになるのかな?
それより高校のころから約束の時間をほとんど守らないのに
今日は約束の時間15分前に来たよ。
「 夢叶、ごめんね
待たせて…。 」
「 約束より早いから、
ごめんねはいらないでしょ? 」
拓武の
優しい笑顔が大好き。
でも今日は
その笑顔に心が痛んだ。
この笑顔
ずっと見ていたいのになぁ…。
私の顔を覗きこんで
拓武がマジメな顔をして
「 話があるんだ。
食事でもしながら…。 」
そのマジメな顔が、こわかった。