恋路こいじ〜でんしゃで恋して♪〜< 短編集 >
「 雄大… 」
「 … 」
呼んでいるのに止まってくれない!
そんな雄大見たくない!
私は雄大の背中に抱きついた。
「 雄大…
私、津田しのぶは初富雄大のことを、
ずっと前から大好きなの!
だから、他の女の子のところに行かないで! 」
雄大の制服が私の涙で濡れていく
止めたくても止まらない。
「 オレだって、
しのぶしか好きじゃないよ。
だから今まで通り毎日一緒にいよう! 」
その言葉ちゃんと顔みて聞きたかったけど、
今の自分の顔も恥ずかしいから、いいや。
「 なぁ、
しのぶ手をつないでいい? 」
私は雄大の背中からはなれて右手をだした。
ずっと
はなさないでね!
と気持ちをこめて。
end
「 … 」
呼んでいるのに止まってくれない!
そんな雄大見たくない!
私は雄大の背中に抱きついた。
「 雄大…
私、津田しのぶは初富雄大のことを、
ずっと前から大好きなの!
だから、他の女の子のところに行かないで! 」
雄大の制服が私の涙で濡れていく
止めたくても止まらない。
「 オレだって、
しのぶしか好きじゃないよ。
だから今まで通り毎日一緒にいよう! 」
その言葉ちゃんと顔みて聞きたかったけど、
今の自分の顔も恥ずかしいから、いいや。
「 なぁ、
しのぶ手をつないでいい? 」
私は雄大の背中からはなれて右手をだした。
ずっと
はなさないでね!
と気持ちをこめて。
end