恋路こいじ〜でんしゃで恋して♪〜< 短編集 >
オレの部屋から見える電車の下りだけが、
今は気になっている。
それは大切な人がいる方向だから…
夜その電車の明かりを見ては会いたくて仕方なくなる。
「 絆愛…。 」
携帯の待受をみては男のくせに泣きそうになる。
自分の夢のために都会に出てきたのに、
どうしても地元に帰りたくなる。
< メールが届きました。
メールが届きました。 >
携帯の声にボーッとしていたから、
ビックリして携帯を落としそうになった。
[ 煌喜、元気にしてるかな?
会えないのはさみしいけど…
いつも、
どこにいても大好きだからね。
メールでは書けるのに顔みてだと言えないけどね。 ]
絆愛…
キミにもさみしい思いをさせてるんだね。
地元に戻るのも、
ここで頑張るのも、
どちらも勇気がいる。
でも
大切なたった一人の女を守れないくらいの夢なら…
そんなのイラナイなぁ。
地元にいても
みつけられる夢がある。
絆愛と二人
幸せな家庭を…。
だから地元で働いて…
なんか負け犬みたいに父親に言われるのが
一番悔しいって…
思った。
だからオレは。
今は気になっている。
それは大切な人がいる方向だから…
夜その電車の明かりを見ては会いたくて仕方なくなる。
「 絆愛…。 」
携帯の待受をみては男のくせに泣きそうになる。
自分の夢のために都会に出てきたのに、
どうしても地元に帰りたくなる。
< メールが届きました。
メールが届きました。 >
携帯の声にボーッとしていたから、
ビックリして携帯を落としそうになった。
[ 煌喜、元気にしてるかな?
会えないのはさみしいけど…
いつも、
どこにいても大好きだからね。
メールでは書けるのに顔みてだと言えないけどね。 ]
絆愛…
キミにもさみしい思いをさせてるんだね。
地元に戻るのも、
ここで頑張るのも、
どちらも勇気がいる。
でも
大切なたった一人の女を守れないくらいの夢なら…
そんなのイラナイなぁ。
地元にいても
みつけられる夢がある。
絆愛と二人
幸せな家庭を…。
だから地元で働いて…
なんか負け犬みたいに父親に言われるのが
一番悔しいって…
思った。
だからオレは。