恋路こいじ〜でんしゃで恋して♪〜< 短編集 >
あんまりにもオレが落ち込んでるように見えたのか?
「 好きって言ってくれてありがとう。
でも…ごめんなさい。
先生が好きなんだもん。 」
希望ちゃんの顔は
恋する乙女って顔になっている。
オレがいつも見ていた顔だ。
めちゃくちゃかわいい!
「 うん、知ってるけど…。
オレが二ノ瀬を好きなこと、
忘れないでほしいなぁ。 」
その会話でオレたちは教室に戻った。
あいつを熱く見つめている希望ちゃんを
オレはずっと同じくらい熱く見つめていた。
希望ちゃんが知らない。
あいつの姿をみる前に、
希望ちゃんの気持ちを
あいつから反らしてあげたい!
オレじゃなくてもいいから…
あいつ以外なら…。
ねぇ、神様。
希望ちゃんを悲しませないように
あいつをキライになるように…
どうか…
どうか、お願いします。
「 そうだ!
祐光さん、この点数はマズイから…
教科室へ放課後くるように、以上。
今日は、これで終わり! 」
祐光 聖莉さん…
今日も、あのこは…。
end
「 好きって言ってくれてありがとう。
でも…ごめんなさい。
先生が好きなんだもん。 」
希望ちゃんの顔は
恋する乙女って顔になっている。
オレがいつも見ていた顔だ。
めちゃくちゃかわいい!
「 うん、知ってるけど…。
オレが二ノ瀬を好きなこと、
忘れないでほしいなぁ。 」
その会話でオレたちは教室に戻った。
あいつを熱く見つめている希望ちゃんを
オレはずっと同じくらい熱く見つめていた。
希望ちゃんが知らない。
あいつの姿をみる前に、
希望ちゃんの気持ちを
あいつから反らしてあげたい!
オレじゃなくてもいいから…
あいつ以外なら…。
ねぇ、神様。
希望ちゃんを悲しませないように
あいつをキライになるように…
どうか…
どうか、お願いします。
「 そうだ!
祐光さん、この点数はマズイから…
教科室へ放課後くるように、以上。
今日は、これで終わり! 」
祐光 聖莉さん…
今日も、あのこは…。
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