キスの相手はあなただけっ!!
蘭美は私の前から立ち去って
マリアのほうに駆け寄った。
「マリア。おはよ。大丈夫。」
「うん。全然。」
「涙拭いてあげる。」
「ありがとう。」
二人の会話。
聞きたくなくても
勝手に耳に入ってしまう。
マリア・・・
泣いてるみたい。
あやまりたい。
あやまりたいよぉ。
でもいまさら?
マリアをさんざん傷つけといて
蘭美に冷たく接しといて
いまさら?
だめ・・・!
やっぱりいまさら無理!
明日は誕生日だって言うのに・・・。
私は家に帰って携帯の
受信メールボックスを見た。
新着メールはなし。
千香からも
拓からも
蘭美からも
マリアからも・・・。
みんなからメールがこない。
まぁそうか・・・。
特に用事とかないし。
私があきらめたとき
携帯が鳴った。
私はベットに寝ころんでいたけど
すぐさま起きて
携帯を開いた。
新着メール1件。
送信者は拓。
私はメールを見た。
『明日、体育館にきて。
部活終わったら。』
その2文。
なに・・・?
体育館?
もしかして
マリアのこと話すの?
私不安・・・。
私は返信をせずに携帯を閉めた。
そして学校の宿題をしようと筆箱をカバンから出す。
そのとき何かが音を立てて落ちた。
それは拓とおそろのキーホルダー。
初デートの時におそろいで買ったやつ。
私はそれをゴミ箱に捨てようとした。
でも手が動かない。
なんで?
どうして捨てれないの?!
動いてよ!
捨てたいの!
捨てたいのに!
「どうしてっ・・・。
捨てれないのぉ~!」
私は泣いた。
そして私はキーホルダーを机の上に置いて
寝てしまった。
マリアのほうに駆け寄った。
「マリア。おはよ。大丈夫。」
「うん。全然。」
「涙拭いてあげる。」
「ありがとう。」
二人の会話。
聞きたくなくても
勝手に耳に入ってしまう。
マリア・・・
泣いてるみたい。
あやまりたい。
あやまりたいよぉ。
でもいまさら?
マリアをさんざん傷つけといて
蘭美に冷たく接しといて
いまさら?
だめ・・・!
やっぱりいまさら無理!
明日は誕生日だって言うのに・・・。
私は家に帰って携帯の
受信メールボックスを見た。
新着メールはなし。
千香からも
拓からも
蘭美からも
マリアからも・・・。
みんなからメールがこない。
まぁそうか・・・。
特に用事とかないし。
私があきらめたとき
携帯が鳴った。
私はベットに寝ころんでいたけど
すぐさま起きて
携帯を開いた。
新着メール1件。
送信者は拓。
私はメールを見た。
『明日、体育館にきて。
部活終わったら。』
その2文。
なに・・・?
体育館?
もしかして
マリアのこと話すの?
私不安・・・。
私は返信をせずに携帯を閉めた。
そして学校の宿題をしようと筆箱をカバンから出す。
そのとき何かが音を立てて落ちた。
それは拓とおそろのキーホルダー。
初デートの時におそろいで買ったやつ。
私はそれをゴミ箱に捨てようとした。
でも手が動かない。
なんで?
どうして捨てれないの?!
動いてよ!
捨てたいの!
捨てたいのに!
「どうしてっ・・・。
捨てれないのぉ~!」
私は泣いた。
そして私はキーホルダーを机の上に置いて
寝てしまった。