キスの相手はあなただけっ!!
第2章 少しの迷い
好きという気持ち ~MARIA~
双葉に報告した日。
私は部活が終わって帰ろうとした。
すると、
「マリア!一緒に帰ろ?」
と愛が言った。
あれれ・・・?
今日は拓、いないの?
いつもというか毎日のように
拓と帰っている愛。
だから私はいつも一人で帰っている。
でも今日はめずらしく拓がいない。
「あれ?今日、拓は?」
「今日さ~拓、
塾なの・・・。」
あ!
そうなの!
拓、塾いってたんだね~。
やった~♪
愛と帰るの久しぶり☆
「愛と帰れてラッキーだよ~!」
私は愛に抱きつく。
愛はもう!とあきれた顔をしてたけど
はなしてとは言わなかった。
神様!
今のマリアは幸せです!
「おいっ!」
ん?
誰?私の幸せをじゃまする奴はっ!
私は声のしたほうに目をむけた。
するとそこには・・・