キスの相手はあなただけっ!!




俺は次の日。三杉に相談した。

「えぇぇぇぇぇぇぇ!
告白されたの?」

三杉はとてもびっくり。

「あぁ。
でも俺時澤をおいて
かえっちまった。」
「最低だね。小野。」

そう。
俺は最低。
大好きな子をほってかえるなんて。
しかも告白を無視したなんて。
ありえないことをしてしまった俺。
どうしようもない。

「でもさ来年返事すればよくない?」

あ・・・。
そうだった。
来年があるんだ。
冬休み中も会えないし、
3学期も多分会えない。
テスト期間中も多分この状況だと
顔を合わせられない。

「だからさ、
大丈夫だって!」

三杉の言葉に
少しはげまされた俺。
俺は来年返事を返すことにした。
もちろん返事は




俺も。




の一言のつもり。
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