貴方の瞳に恋をした





だから...

俺の嫁候補を探してたんじゃないのかよ

心のなかで悪態をつきながら

アルバの持っている写真を取り上げた

「あっ…」

もう少し見ていたかったと言わんばかりに
涙目で俺を見てくるアルバを無視して

俺はその写真に目を向けた

「…やっと見つけた」

ニヤリと笑う俺を見てアルバは
まさか!そんなという目で訴えかけてくる

「アルバくん、君はよく見つけてくれたね
ロリコンな僕が好きな人を」

アルバはいつもと違う俺の口調に
体をビクッとさせて顔が真っ青になった





< 31 / 35 >

この作品をシェア

pagetop