※犯罪です。




「…………?」



しゃがみながら入ってきたユイを店員は不思議な目でみる



そんなのお構い無しに遠慮なく丸くなりながらちょこちょこと店内を歩いた


そっちの方が目立つ事をユイの頭では気づくはずがない


(そぉーとっそぉーと…)



商品の棚に隠れながら本や雑誌コーナーにいる大森をみる


まさかエロ本を読んでるのではとユイは唾をのんだ



「まさか…大森くんはそんなの読まないよね!?」



ユイはそうやって自分に言い聞かせる


だがよく考えるとあの大森が朝コンビニでこそこそと
恥じらいながらエロ本を読んでいる……と想像したらユイは何故か興奮した



(そんな大森くんもグッジョブ!)



ユイは変人だ






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