※犯罪です。
「あっ、ごめん猫ちゃん…」
大森は抱っこしてた手を離しユイのところに行かせた。
(待って!待って!なんで大森くん!?なんでまたまさかの大森くんなの!?////)
いきなりの事にユイの顔は赤くなった。
「………花崎?」
「えっ!?あ!ユン、ミルク持ってきたよー!」
ニャァと嬉しそうに鳴いてユンはミルクを飲んだ
「えっと…大森くんは…何でココに…」
床に座ってる大森に合わせて遠慮気味にユイも座る。
「あぁ…。保健室の帰りにちょっと図書室覗いたら鳴き声が聞こえたから」
「そうだったんだ…。居たのが大森くんで良かったぁ!」
「えっ何で!?」
「へっ…!?なんで、って…」
予想以上に声をあげた大森にユイは驚いた。
「…先生たちとかだったらユン連れてかれちゃうし…」
「…あぁ…そっか。そういう事か」
「…?」
どうして?と聞こうとしたがユンがユイに飛びつきそれでタイミングを逃してしまい聞けなかった。
「あ、そういえばこの前すすめてくれた本面白かったよ。また何か借りるとき、花崎に聞いてもいいかな?」
「そっ、そっか良かった///うん、いつでも聞いていいから///」
大森の優しい声と優しい笑顔にユイの顔はまた真っ赤になった。