Daily Friends
ゆり「それ位遠くないとGPS機能を試す意味がないわ。行くわよ!」
英樹「あわわ!分かった、分かったって!行くから手引っ張らないでくれ!」
穂乃香「あ、私も…」
目を擦りながら付いてこようとする妹の肩が優しく押さえられる。
母「穂乃香。もう眠いんじゃない?今日はもう出かけてはダメよ。さ、一緒にお風呂に入りましょう」
穂乃香「…わかったぁ」
妹の穂乃香は俺とは少しばかり年が離れていてまだ小学5年生だ。この時間からの外出はあまりよろしくないだろう。
ゆりについて行きつつ振り返り、寂しそうな妹の背中と、優しく微笑み手を振る母に目で、行ってきますと伝える。
妹に悪いと思い無言で外出する兄と、娘の見えない所で手を振る母との意思疎通である。しかし、母の言葉は偉大だ。扱いにくくなってくるであろう小学校高学年の女の子が、すぐ諦めるのだから。
ゆり「んじゃ、最新機種の機能を満喫してくるわ。行ってきます!!」
台無しだ。
英樹「あわわ!分かった、分かったって!行くから手引っ張らないでくれ!」
穂乃香「あ、私も…」
目を擦りながら付いてこようとする妹の肩が優しく押さえられる。
母「穂乃香。もう眠いんじゃない?今日はもう出かけてはダメよ。さ、一緒にお風呂に入りましょう」
穂乃香「…わかったぁ」
妹の穂乃香は俺とは少しばかり年が離れていてまだ小学5年生だ。この時間からの外出はあまりよろしくないだろう。
ゆりについて行きつつ振り返り、寂しそうな妹の背中と、優しく微笑み手を振る母に目で、行ってきますと伝える。
妹に悪いと思い無言で外出する兄と、娘の見えない所で手を振る母との意思疎通である。しかし、母の言葉は偉大だ。扱いにくくなってくるであろう小学校高学年の女の子が、すぐ諦めるのだから。
ゆり「んじゃ、最新機種の機能を満喫してくるわ。行ってきます!!」
台無しだ。