Daily Friends
ゆり「あー、英樹おはよう」
英樹「おっす」

ん?それだけか?
ゆりが一番俺が早く来たことについてツッコんでくると思ったのだが。

続々とクラスメート達が流れ込んでくる。
HR開始1分前となると、教室の入り口は戦場となる。
あー、なるほど。確かにこの光景はおもしろい。まるで早く登校した自分が彼らに勝っているかのようだ。

ゆり「ハハハ、毎朝あんた達も懲りないわねー」

携帯片手に遅刻ギリギリの生徒を指さすゆりのいつものスタイルだ。
ん?携帯…今日は携帯持ってないな。
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