Daily Friends
やはりあれは夢ではなかったのか?しかし俺は鎌で切られ吹き飛ばされて…。
いやそれはない。今朝の母と妹の態度が表している。
そうだそれだと俺は今無傷なはずがない。ゆりの携帯はバラバラになってしまったが…ん?携帯…!?

今日登校してからゆりの携帯を見ていない。左手にはいつも携帯をもっているゆりのスタイルを今日はまだ見ていない。
まして最新機種を買ったばかりだ。友人に見せびらかすこともしないなんておかしい。

質問攻めにあっていた五条だったが、その質問には一つも答えることなく俺の隣の座席に座っているゆりにまっすぐ向かっていき、チラッと俺の顔を見た後、


司「よろしくね、———怪さん」

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