奏でろ!演劇部2012
血泉、きいたことがある!確か織田信長の時代にいたとされる陰陽師!だがなぜゆえ彼がここに?ん?神宮司?さては
「神宮司親子が横浜の地にいるだろう?あれは我が子孫よ。そして我は数百年を生きるものよ!神たる我が祖先転生がためになぁ!」
祖先の転生?
「そんな理由でこの街にテロを?」
「そんなとはなんだ?それこそ悲願!この地も人も、その死は新世界の礎たることに満足しながら死んだぞ?」
ギリッ
コ、コイツ・・・
ヤッロォーッ
「これ以上しゃべんじゃあないよ・・・」
「?」
「これ以上しゃべんじゃあないよってのこのドチクショーがッ!」
ドォーンッ
「ほぉ、やりおるのぉ・・・。これほどの闘気とは、だがねぇ、貴様の祖先は伊賀を私から守らんとして死んだ!つまり藤林の血は私によって絶える宿命よッ!この・・・式神でなあ!」
バンッ
やっぱし化神を持ってたか
「死ね!焼け死んで炭化しろ!」
ボオッ
炎か!これは化神の炎、ならば
「来い!黒鐡明王・改!」
バキューン
「オラァッ」
グァシッ
「ほう、炎を握りつぶし消火か、だが炎は無限!そしてそれは攻撃を受けると術者に還るも道理!だいたいそれとは戦っておるのだから長短は知っとるよッ!」
「へぇ、じゃあこれは?幸福への冒険王V3!」
バキューン
「な、なにッ!貴様も式神をッ!?」
「身をもって知れッ!オラァッ!」
バゴォン
「ぐふぉ!?ありえん!炎を消しながら拳を貫通だと!?」
やっと一撃か!だが!
「お前のくだらない理想のために殺された市民を、地獄で永遠に供養させてやる!」
「ラッキーパンチが当たった程度で受かれんじゃあないッ!見せてやる!五行金の力を!ムゥゥゥン!」
ギンッ
?ヤツの式神が、金に変色した、これは・・・
「くらって消し飛べ!」
ビューン
こ、これは!地表を鉱物に変え飛ばしてきた!なら
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
「ラッシュで防ごうと、拳がもつかな?しかし、それじゃあ我に攻撃は当てれんなあ。」
「心配いらないよ。オラァーッ!」
ドゴンッ
「ほう?あの巨神で時間差攻撃か、センスはイイがまだまだだな・・・ヴェアッ!?」
ベズンッ
「かかったなスカタン!」
「き、貴様!高重力を流しおったな!?」
「ビンゴ!」
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