ピアニシモ~18才のシングルマザー~
だから。
今日は一日、ベッドに……発言も。
本当は、別にえっちが目的っていうんじゃなく。
ベッドに居ることが、司にとって一番楽だから、なんだ。
だって、実際。
本当にシちゃうと、たった一回だって司は、疲れ切り。
ずいぶんと長い間、眠ってしまう。
だから、こんな風に。
肌と肌を触れ合わせても、本当にお互いの体温を感じてるだけって言うのが、良いんだ。
だって、司の肌は、あったかくて、包まれているだけで安心なんだもん。
だけど、司の方は、どうなんだろう?
外に遊びに行くことも。
アマチュア、とはいえ、歌手なのに、ちゃんと歌うこともできなくなって。
死……なんていう。
迫りくる、暗く冷たいモノの足音だけを感じるだけなんて嫌だった。
わたしは、司に、恐怖も寂しさも、できる限り、味あわせたくなかった。
失われてゆく司の触覚……皮膚感覚を惜しむように、わたしは、司の方に、くるり、と向くと。
司のカラダをぎゅっと抱きしめた。
儚い命を惜しむように。
そして、司が少しでも、安心できるように。
大好きな。
大事な司。
わたしは、いつだって、愛してるからね?
今日は一日、ベッドに……発言も。
本当は、別にえっちが目的っていうんじゃなく。
ベッドに居ることが、司にとって一番楽だから、なんだ。
だって、実際。
本当にシちゃうと、たった一回だって司は、疲れ切り。
ずいぶんと長い間、眠ってしまう。
だから、こんな風に。
肌と肌を触れ合わせても、本当にお互いの体温を感じてるだけって言うのが、良いんだ。
だって、司の肌は、あったかくて、包まれているだけで安心なんだもん。
だけど、司の方は、どうなんだろう?
外に遊びに行くことも。
アマチュア、とはいえ、歌手なのに、ちゃんと歌うこともできなくなって。
死……なんていう。
迫りくる、暗く冷たいモノの足音だけを感じるだけなんて嫌だった。
わたしは、司に、恐怖も寂しさも、できる限り、味あわせたくなかった。
失われてゆく司の触覚……皮膚感覚を惜しむように、わたしは、司の方に、くるり、と向くと。
司のカラダをぎゅっと抱きしめた。
儚い命を惜しむように。
そして、司が少しでも、安心できるように。
大好きな。
大事な司。
わたしは、いつだって、愛してるからね?