A☆New☆彡Holiday!!
「フクテンて、本当に陽希さんと仲良し
なんですね。

今まで何度かお店で陽希さんとお会い
したことはありましたが、これほどに
仲が良いとは思いませんでした。」

舞花はニコニコと笑顔で言った。

「あっ。もう、呼び方元に戻して良いですか?」

思い出したように舞花が尋ねると朝陽は少し
不機嫌気味に

「いつ、今日みたいに呼び出されるか分からないから
当分呼び方は『朝陽さん』だ。

分かったか?」

と言い放った。

「えぇ~。」

舞花はがっかりしたように大きなため息を吐いた。

「折角ルームサービス来たんだから食おうぜ。」

朝陽は舞花をソファの方へ手招きした。
< 36 / 102 >

この作品をシェア

pagetop