A☆New☆彡Holiday!!
舞花は大きなお皿に少しだけ並ぶ可愛らしい
チョコレートを見て歓喜の声を上げた。

「可愛い~。
食べるのが勿体無いくらい…。」

キューブ型のチョコレートには鮮やかな
プリントが施されており、そこもまた目を惹いた。

「最近のチョコレートはもはやアートの域だな。
味もそうだが、見た目が良くないと売れない
ようだしな。」

朝陽はそんなことを言いながらワイングラスに
ワインを注いでいた。

流石本職、と言わんばかりの見事な所作であった。

「フクテ…いやいや。朝陽さん。
本当にキレイにワイン注ぎますね。カッコイイ。」

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