A☆New☆彡Holiday!!
舞花の感想を求めると、舞花は少し考えてから
口を開いた。

「もう少し、甘い方が好みですがチョコレートや
チーズと合わせるならこういう方が良いのかなぁ
と思いました。

ゴクゴクは飲めませんけど…。」

朝陽はこれまでも舞花に対しての評価として
『カンの良い子』『気が利く子』だと思っていたが
この回答も朝陽の心をがっちりと掴んでいた。

「お前は飲めるようになるかもな。」

朝陽は機嫌よく微笑った。

「あのぉ…。朝陽さん…。」

それから少しワインを飲み進め残りが
半分程度となったところで舞花は言い辛そうに
口を開いた。

「なんだ?どうかしたのか?」

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