A☆New☆彡Holiday!!
もぞもぞとしている舞花が気になり
声を掛けると

「ちょっと、狭いんです…。」

っと言い辛そうに話し出した。
どうやら、二人がけのソファの大半を朝陽が占領し
舞花は座る場所すら危うくなっているような
状態であった。

「そんなことか。早く言えよ。」

朝陽はそう言ったかと思うと舞花をひょいっと
抱き上げ自分の膝の上に座らせた。
さっきまで隣に見えていた朝陽の顔が目の前にあった。

舞花は朝陽と向き合うように座らされていたのだ。

「ぇえと…。あの…。」

なんと言っていいか分からない状況だったが
恥ずかしい気持ちは大きかった。

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