A☆New☆彡Holiday!!
舞花は回らないアタマで脳内会議を開催し

(嫌われて無いなら…いいか…。
朝陽さんはモテるんだから、
これっきりかもしれないけど…。)

という結論に至った。

「あの…。優しく、してくれますか…?」

抱きしめられた手を解こうとしている朝陽の手を
取り舞花は言った。

「お前はバカか…?
人が折角、辞めようとしてるのに…。

お前だって知ってるだろ?

俺は仕事が1番で彼女を作る気持ちなんて
ねぇんだ。」

舞花は朝陽の仕事に対する自分にも他人にも
厳しすぎるほど厳しい姿勢は側で見ていて
良く分かっていた。



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