A☆New☆彡Holiday!!
「瑠奈、ちょっと酷いんじゃないか。

イライラしてばかりいるから、心臓に
負担が掛って発作が起こるんだろ。

一体、何が気に入らないんだ?

お前のご両親だって夜の仕事を辞めて
早く手術を受けることを望んでいるじゃないか。」

そんな様子を黙って見ていた朝陽だったが、遂に厨房から出て瑠奈へ向かって話し出した。


「何よ!!!皆して、口を開けば手術、
手術、手術って!

どうして私の気持ちを誰も分かって
くれないのよ!!!」

苦しい表情で叫び出す瑠奈を見て、舞花はもしかしてと、気が付いたことがあった。

(怖いのかな…。)

瑠奈を良く見てみると服装やメイクこそ派手であったが

まだまだ、舞花と同じような年齢に
見えるほどの幼さが顔には残っていた。

< 62 / 102 >

この作品をシェア

pagetop