A☆New☆彡Holiday!!
「フクテン。どうかしたんですか?」

機嫌の悪そうな後ろ姿とは
分かっていたが、
舞花は思わず声を掛けてしまった。

すると、朝陽は不機嫌そうな顔で

「ばぁちゃんとは披露宴の後に
ラウンジで待ち合わせをしてるから

そこでは絶対に、
フクテンって呼ぶなよ。

俺の将来がかかってんだ。

失敗したらどうなるか・・・
分かるよな?」

どうして婚約者の役なんて引き受けて
しまったんだろう。
舞花はまた大きなため息とともに後悔の
気持ちを抱いた。
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