A☆New☆彡Holiday!!
悲しい現実と美味しい嘘
「前途多難な実習生活に
カン~パイ!!!」

そんな元気の良い掛け声で実習の壮行会
がスタートした。
もちろん場所は舞花のバイト先
ニューホリであった。

「それにしても、舞花。
実習中も週末バイトに入るんだろ?

休みにしてもらえなかったのか?
ひでぇバイト先だな。」

海智が厨房に聞こえるんじゃないかというほどの声で言った。

「ちょっと辞めてよ、海智。
私が入らせてもらってるんだから。」

舞花がたしなめるように海智に言った。
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