ぼっちさん



「それより、あなた友達が欲しい
って言ってたでしょ?」


「え?うん…」


「私でよければ、友達に
ならない?」


ニコッと彼女は笑った。


「いいの?」


「うん。私も友達が
いなかったし…」


彼女は悲しそうに笑った。


え…?


「さっき話してた子は違うの?」


「違う……」


小さな声で彼女は呟いた。



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