ぼっちさん



「…友情の儀式?」


心臓がドキドキする。


金縛りにあったかのように
体が動かない。


ツーと冷や汗が流れる。


彼女が考えていること。


それは………


「私、ずっと一人でいて
"ぼっちさん"って呼ばれてたの。
だから、夕夏。
ずっと友達でいてね♪」


そう言って彼女は私の首に
ロープを引っ掛かけた―……。



< 24 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop