☆君想☆
亮と私の、念願の子供だよ!!
この子にも、亮に見せたかったな。
“亮・・・!”
“ん、呼んだ?なんだ?”
“私っ・・・妊娠してた!!4ヵ月だよ!”
“そっか、良かったな。じゃぁ・・俺は
今日で愛莉とお別れだな。”
「え・・・・!?」
頭に鈍器が落ちてくるように
気分が沈んだ。
「っふ・・・うっ、どうして・・・!?」
“訳ありだよ・・・。天国の管理人が
言ってたんだ。愛莉が、妊娠を知ったその日で
俺は愛莉と喋るのが最後になるんだ。”
“やだ・・・ぁ!居なくならないで!!”
“ごめん・・・でも会える。必ず会えるよ。
その日まで、待っててな!”