【 側にいるよと笑うから 】
『一回でいいから限定品たべつくしてみたい〜!!』
『無理無理。わたし形さえ見たことないよ。』
『購買遠いしね...って、こっち見てんじゃねぇよ。』
『見てねぇ。いちいちつっかかってくんな。』
てな会話をしたことがあった。
杉本はそれを覚えてたのかな?
じゃあ今までのは全部
「わたしのためじゃん。」
「違ぇ。」
結局はわたしが走ったんだけどさ。そうまでして食べさせたかったのか、それとも名前を呼ばせたかったのか。
「りょー」
「友達になろっか。」
そんな君に
心のドアは開いたみたいです。
こっち来てよ
これからずっと笑い合おうよ。