【 側にいるよと笑うから 】
「...と、いうわけで俺からの話は以上。」
「やった――なつや「それから新田と杉本!!後で職員室こい、二人一緒にな。」
「「...は?」」
思わず被ってしまった。最悪。
私とこいつが一緒に呼び出されるなんて、有り得ない。
一体全体なんだっていうんだ。
でもこいつと一緒ってことは、思い当たる節がなくもない。
「...きっとアレだよね。」
「アレだなぁ確実に。ほら、行くぞ。」
「命令すんなっ!!」