《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
待ち合わせ場所は横浜のプラザホテルのロビーのカフェ。


時間は11時。



私は帰宅した捺にさりげなく、探りを入れる。



「林元あおい?何で…お前があおいの名前を??」



「哲さんに聞いたって言うか…」
私は適当に誤魔化した。



「そっか~。俺の秘書で元は死んだ爺ちゃんがキメた許婚だ。でも、今日付けで秘書を辞めた…言っとくけど、お前に言えないコトはしてないぞ!!」


許婚~って何!!?


「そんなの初耳よ!!!?」


私は捺に詰め寄る。


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