《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
「捺…どうして?」
あおいさんは馴れ馴れしく捺を呼び捨てる。




「取引先の社長と最上階のレストランで食事をしていたんだ…遠めだけど…見たコトのある顔の二人が・・・居るから…慌てて来たんだよ!!」



「・・・捺の愛しの奥様は…私と捺の仲を疑ってるみたい…」



「!?」


捺は悲しそうに私を見つめる。



どうして…そんな目で見るの?



「だって…部屋で捺のジッポを落としたって…」


私は捺にジッポを手渡す。





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