《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
俺たちに気を遣い、設楽は運転席と後部座席の間のカーテンを閉めた。
車はゆっくりと走り出す。
静寂が苦しい。
俺はなかなか封書の件を切り出せずにいた。
留奈にあおいの仲を疑われて、少しショックだけど。
俺も同じように留奈を疑っていた。
互いに何をしてんだろう?
「捺…ゴメンなさい…」
留奈の方から俺に謝って来た。
「・・・別にいいさ。それよりもコレ」
俺は鞄の中から封書を取り出して、留奈に渡した。
車はゆっくりと走り出す。
静寂が苦しい。
俺はなかなか封書の件を切り出せずにいた。
留奈にあおいの仲を疑われて、少しショックだけど。
俺も同じように留奈を疑っていた。
互いに何をしてんだろう?
「捺…ゴメンなさい…」
留奈の方から俺に謝って来た。
「・・・別にいいさ。それよりもコレ」
俺は鞄の中から封書を取り出して、留奈に渡した。