《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
全てが現実だとは思えないほど、ゆったりとした時間が流れる。



「夢みたい・・・」



「グラス1杯のワインで酔ったのか?留奈」



「別に…」



静寂の多い二人の雰囲気。
ピアニストの小鳥の囀りのような旋律がいっそ、私を夢心地させた。



「夢なら醒めないんだけどなぁー」



「留奈は夢にしたいのか?」


「ううん」


「後でうーんと現実を味合わせてやる」



久しぶりに出たSっぽい捺。







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