《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
「サクヤ??」



「ダメ?哲さん」


急に声のトーンを甘くさせて、哲を説得するサクヤ。



「わかったわ~」



哲は俺とサクヤを二人にして、病室を出た。



俺と2人になってこの男は何の話をするつもりだ?



「何から話…しようかな?」


サクヤが長い前髪をかき上げて、考え込む仕草をする。



「出会いから…話するよ~」
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